2006年02月25日

みこねこ手作りチョコ

valentine1.JPG

出張で中国にいる夫が、24日の朝一の飛行機で香港に戻ると、
5日程前にメールでそう言っていたので、
帰宅に合わせて、久々に手づくりチョコなんぞを作ってみました。
10日遅れのバレンタインですね。
本当はなんもあげないつもりだったんですけど、
まぁ、やっぱもらったらうれしいだろうし、気分転換もかねて。

なかなかかわいいでしょぉ?
ぷっくり顔の夫と、チッタに ぶーちゃん、コニク。
そしてうさぎちゃんで〜す!
中はマシュマロでできているのですよ。
マシュマロをレンジでチンして、ぷにぷに形を作ってね、
上からチョコでコーティングしてありま〜す。
これはですね、明治製菓さんのホームページで紹介されていた
『ハリネズミチョコ』を参考に作ってみましたよん♪


valentinek.JPG
ぉおっと危ない!サルモネラァ〜


と・こ・ろ・がぁっ!!
せっかく作ったのに、当の旦那さまが帰ってこん!
昨日なんの連絡もないということは、
予定通り帰ってくるということじゃぁないのか?
すでにもう夜の8時過ぎ。

帰ってくるのかこないのか。夜ごはんはいるのかいらないのか。
いったいどっちなんじゃ!とイライラしだし、
とりあえず、香港携帯へ電話…

不通…

次は中国携帯へ電話…

「ハイ!もしもしぃ〜るんるん

…出やがった。中国で!


今日帰ってくるんじゃなかったのか!と問いただすと、

「 ゴメンナサイ。ちょっと一日延びちゃって… さっきメール送ったんですケド。。。」


今日の朝一の飛行機で帰るって言った人間が、
夜の8時に予定変更のメール送ってなんの意味があるんじゃ!
このクソボケ!! はなくそだんごがぁぁぁぁ〜!!!


どうでもいいことで電話してくるくせに、
肝心なときにいっつも間が抜けている…

さんざん人のことをほっぽっといて、
帰る日にちもろくに連絡できないのかっ!

せっかく人が前向きに頑張ってるのに、
水をさすようなことばっかしやがって!!

…無性に腹が立ち、ボロカス文句言ってやりました…


valentine2.JPG←ふんっ!


posted by みこねこ at 05:26| Comment(10) | TrackBack(0) | 写真で紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月23日

帰国の心得 マイクロチップ

konichan1.JPG

またまたうれしいことがありました。
上の絵のような気分ですわね。

どうしたかと言いますと、
動物を海外輸送する際に必要なマイクロチップの装着がですね、
香港が採用するAvid社オリジナルのものでも、
成田空港の検疫所で読み取り可能だということがわかったからで〜す!

????? なんのこっちゃ? …ですよね。
うんうん。


説明するとちょっと長くなるのですが、お許しを。。


農林水産省のホームページにある、動物輸送の手引書によりますと、
動物に装着するマイクロチップは、
ISO(国際標準化機構)規格のものを装着する。
ISO規格以外のマイクロチップを装着した場合は、
そのマイクロチップに適合する読み取り機を自分で用意するように!
とあります…

装着するならISO規格ですよ〜!っと飼い主に促すような
この文面のあとにですね、
一部のISO規格以外のマイクロチップについては
動物検疫において読み取り可能な場合ありますので、
検疫所にお問い合わせください…
と続きます。

これ読んだら、やっぱISOだよな〜って思いますよね?
だって、一部、ISO以外でも読み取り可能だって言われても、
万が一、読み取れなかったら、泣くに泣けないですもんよ。
だって、180日間の係留になってしまうんですから!読み取れなかったら!
わんちゃんの場合は入国叶わず返送ってこともあり得ますのよ!


で、このISO規格ってのがちょいとやっかいなのです。
マイクロチップには、各メーカーごとにいろいろと種類があって、
ISO規格のマイクロチップをその当国の動物病院が
採用していない場合があったりするからです。

実は香港もそうで、香港の病院はAvidというメーカーを採用していまして、
Avid社にはISO規格のマイクロチップとAvid社オリジナルのマイクロチップと
あるのですが、香港の動物病院はそのほとんどが、
ISO規格ではない Avidオリジナルのマイクロチップを使っているのです。
(なんでなんでしょ…?)
ISO規格のマイクロチップをペットに装着させようと、
四苦八苦している飼い主の方も多いかもしれません…

ISO規格のマイクロチップと読み取り機をセットで販売している
日本の財団法人もありますが(読み取り機はレンタルね)、
香港のどこぞの病院にはISO規格のマイクロチップが
あったという情報がチラリとありましたので、
あるにこしたことはないと、私は初・イングリッシュ電話で
頑張って病院へ問い合わせしていた、というわけなのですね。

Avidオリジナルのマイクロチップでも検疫で読み取れたという
情報もいくつかあったのですが、
ISOのマイクロチップを扱ってる病院が香港にもあるのなら、
そっちを装着したほうが無難だろうと私は考え、
成田の検疫所にAvidでも大丈夫かどうかを問い合わせするのは
一番最後にしようと思っていました。


ええと、非常に長くなりましたが、こういう状況だったわけです。。。


それで、一昨日、SPCAという香港の動物愛護協会を兼ねた
大きな病院に問い合わせたところ、翌日返答の電話がきて、
一個だけ!ISOのマイクロチップがある、と言われました。

1個しかないと言われると焦りますねぇ〜
このSPCAは会員にならないと、診察等のサービスを受けられない(と思う)のですが
私はSPCAの会員にはまだなっていません。
なので、今月中に会員になって、それから予約を入れるので、
それまで、ISOのマイクロチップをキープしておいてもらえないか、たずねました。

オペレーターは確認するので折り返し電話をすると言ってくれましたが、
その後なかなか電話はきません。
私の頼みごとはそんなに時間を要する内容なんだろか…
病院の規模が大きいからか、なんか応対が遅い感じ。
電話は早くても翌日かもな、と思ったので、私はこの間に
最後の砦、成田の検疫所に電話をしてみることにしました。


検疫所というと、なんかすご〜く怖そぉなイメージだったのですけど、
電話に出た男性は、とっても優しい声色でいい感じ。

私が、ISO規格ではないAvid社オリジナルのマイクロチップでも
読み取りは可能かと質問すると、
即答で 「あ、大丈夫ですよ〜」とのお返事がっ!

私はてっきり、もっとあやふやな返答がくるかと想像してたので、
コレはちょいとうれしい拍子抜けでした。

成田検疫所には、Avid社の読み取り機があるとのこと。
しかし!心配性の私はそれだけでは安心できません。

「でも、100%読み取れるとは言えないんですよねぇ?」
と問いかけました。

…すると!!
この電話のおに〜さまは、なんて頭の切れる親切なお方なのでしょうっ!

「あ、じゃぁ、Avidのリーダー(読み取り機)の名前をこれから教えますよ!
香港の病院にあるものが、もしこれと同じなら、まず問題ないはずです」

とおっしゃったのでございまぁぁぁぁ〜すっっ!!!

ごもっともぉぉぉぉ〜!!
そっか〜!それはとてつもない確信材料ですな!
そこまで頭が回らんかった…
いや〜、なんて素晴らしいお兄様!ラブレターさしあげたいくらいざぁますっ

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で、教えてもらった読み取り機の名前がですね、
パワートラッカー6
ミニトラッカー2

という2種類でした。

お兄様に、感謝感激アメアラレのお礼を述べ、電話を切りまして、
その後はそそくさとテーブルに向かい、
今度は英文を紙にカキカキカキ…

いざイングリッシュ台本ができあがると、
私は読み取り機の名前を聞き出すべく、
さっそく近所の動物病院へと電話をかけました。

この病院の電話のおばちゃん(?)はとぉ〜っても感じのいい人。
犬を日本に連れてったことがあるという香港人のクライアントに
連絡してくれて、その方の電話番号まで私のために教えてくれたの。
ちなみに紹介してもらったその人もとっても親切だった〜


この病院の読み取り機が、成田検疫所のものと合致することを祈りつつ、
私は、
マイクロチップの読み取り機の名前を教えてほしい!とおばちゃんに言いました。

おばちゃんは、
「Uuuuuuu〜  Avid …」

うんにゃ! そりはわかってるのだに〜
その続きが知りたいのじゃっっ!
…だけどなかなかこちらの意図が伝わらない。

なので、今度は誘導尋問をかけることにした!

「パゥワ〜 トゥラッカ〜??」(←パワートラッカー)
と私がきくと、おばちゃんはピン!ときたらしく、

「ミィ〜ニィィ〜 トゥ… 」とつぶやいた。

「ミニトゥラッカ〜 トゥ〜?!」(←ミニトラッカー2)
と、私がおばちゃんを援護するようにこう叫ぶと、

「イエ〜ス!ミ〜ニ〜トゥラッカ〜 トゥゥ〜!!」
とおばちゃんがくり返したぁっ!!

おぉぉぉぉ〜っ!ガッチリコンコンドンピシャリィィィ〜!!!
この病院の読み取り機はミニトラッカー2!
成田にある読み取り機とおんなじ名前だぁぁあ〜!
私は喜びで感極まり、何度も何度もおばちゃんと一緒に
ミ〜ニ〜トゥラッカ〜トゥ〜るんるん ミ〜ニ〜トゥラッカ〜トゥ〜るんるん
を大合唱したのでした。


こうして私は、この病院でAvidのマイクロチップをコニクに装着しても
成田で読み取ることはできるのだ!という確証を、
ついに得ることができたのであります!

ベェリィィ〜 グゥゥゥ〜(very good)!! と私は叫び、
ベェェェリィィ〜 ハッピィィィ〜(very happy)!! と私はアホのように繰り返し、
おばちゃんにバイバイして電話を切りました。

いやぁ〜、うれしかったな〜、コレ。
天にも飛び立つ思いでしたね。

konichan2.JPG


最初っから成田の検疫所に電話してりゃぁ話は早かったのか、
とも思いましたが、でも!
勇気をふりしぼって何度も電話をし、ドギマギしつつも
我が手中に得ることのできた英語でのやりとりとその情報は、
私にとって、かけがえもなく大きな財産となりました。
う〜ん、これが達成感ってやつなんだなぁ…(しみじみ)


もうISOのマイクロチップに用はなくなったので、SPCAに電話して、
ISOのマイクロチップはキープしておいてもらわなくていいですって
伝えたかったのですが、オペレーターが違うせいか、
いや、十中八九、私の英語力のせいか、
全然こちらの意図が伝わらず、何言ってっかチンプンカンプンだったので
サンキューって切っちゃいました。オホホ。



ふぅ〜。。。あとは予約するばかりか…

しかし、いざ実践するとなると、
コニクのからだは大丈夫なのか、
おばちゃんがいい人だからといって、ここのドクターは信頼できるのか?
とか、いろいろ不安な思いが湧き上がります。

コニクがその生涯をまっとうするまで、自分が香港に住んでいるという
確証はないのだから、コニクを香港まで連れてきた以上、
いつでも日本に帰してあげられるようにしておくのは、飼い主の務め…

あぁ、でも心配。
マイクロチップと狂犬病のワクチン…
心配するとキリがない…



※マイクロチップを検討中の飼い主さまへお願い※
私の記事をそのまま鵜呑みにするようなことは決してせず、
病院や検疫所等に自分自身できちんと問い合わせ、確認したうえで、
愛するペットさんへの処置を判断していただけますよう、
くれぐれもよろしくお願いいたします。





posted by みこねこ at 23:08| Comment(8) | TrackBack(0) | 帰国の心得(検疫制度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

祝・イングリッシュテレフォ〜ン!!

今日は、とってもうれしいことがありました。

わたくし、香港に来て2年近くになりますが、
本日、は・じ・め・て!
英語で問い合わせの電話をいたしました〜!!

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なんじゃそりゃ?!と小馬鹿にしてもらってケッコーケッコーコケコッコ〜!!
そうです、恥ずかしながら初めてなので〜す!
英語の電話が稀にかかってくることはあっても、
「オッケーオッケー」とか、
「ソーリーソーリー、ヒゲソ〜リ〜」とか言うくらいなもんでして、
自分自ら、わざわざ日本語の通じないようなとこに電話するなんてこたぁ、
一度もなかったのでございますのよ。オホホ

そんな小心極まりないこの私が、いったいどこへ電話したのかといいますと、
ずばり、動物病院であります。

実はここ最近、コニクにマイクロチップと狂犬病ワクチン接種の
処置をさせておこうかと考えてまして。
なぜかといいますと、いつ香港生活に終止符をうち、日本に帰国することになっても
きちんと対処できるようにしておくためです。

海外から日本へ動物を輸入する際の検疫制度が、2004年11月に改定され
日本にペットを連れ帰るには、非常に多くの下準備と時間が必要になっています。
おおまかな手順は
@マイクロチップ装着
A狂犬病ワクチン1回目
B狂犬病ワクチン2回目
C抗体価検査(血液検査)
D抗体保有後180日間香港内で待機
E事前届出書の提出
F届出受理書の交付
G出国前の臨床検査
H輸出国政府機関発行の証明書の取得
とまぁ、こんな感じ。

コニクの体の負担を考えワクチンの間隔をできるだけ開けてやるためにも、
最低でも1年くらいは余裕をもって準備したいものです。
Cまで準備しておけば、とりあえず安心できます。
ちなみに、抗体価検査の結果は、採血日から2年間有効とみなされます。

今のところ、日本に生活の基盤を移すという予定はまだありませんが
いつどうなるかわからない不安定な状況でもありますので、
コニクの(第二の)飼い主として、いつ帰国になってもいいように
準備だけはきちんとしておかなければいけません。
そのためにですね、病院に聞いておきたい、いや、
聞いておかなきゃならないことがいくつかありまして…

面と向かって会話するなら、笑顔でジェスチャー交えて話したり、
筆談もありですけど、電話はそんな逃げ道はありません。
頼れるのはお互いの声だけ。

いざ話すとなると、頭の中がまっしろになってしまうのは必至なので、
事前に聞きたいことを全部英語で紙に書いといて、
それを見ながら、ひたすらイメージトレーニング&スピーキングです!

電話番号をピッポッパと途中まで押しときながら、
「あぁぁぁ〜、やっぱだめだぁぁ〜!緊張するぅぅぅ〜!」
と受話器をガチャコン下ろしてしまう。
これを何度も何度も繰り返し、部屋のなかをウロウロウロウロ…
経過すること約20分。
このままでは埒が明かない。

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いつかは電話しなきゃならんのだから、今すぐしてしまえ! 
と自分を奮い立たせ、
旦那様も頑張ってるのだから、
私だってこれくらい頑張ってやらねば!コニクのためだ!
と気合一発、受話器を固く握り締めました〜!

プルルル〜 プルルル〜 と発信音。
私のハートもぷるぷるぷるぷる、一緒に震えます。

幸い、電話にでた女性はとても明るくて
感じのいい人だったので、ホント助かりました。

他の病院にも問い合わせしたいことがあるし、
コニクのマイクロチップをどこでどうするかはまだ決まっていませんが、
今回、自分から電話することができた、ということは
私にとって、とても大きな自信になりました。
英語力がどうのこうのといったことでは全くなくて、
電話をかける勇気をもてた!ということが、
私は、とってもうれしいのであります。
一度電話してしまえば、今後何かあったときにでも、
少しは気楽に電話することができそうです。


やったことがないから不安を感じる。
やってしまえばどうってことはない…
そうわかってはいても、その一歩を踏み出すことがなかなか難しい。
ふりしぼった勇気がしぼんでしまう前に、
やらねばならぬことは、とっとと行動に移すべしだな…
まぁとにかく、今日は素直に自分を褒め、喜びたいと思いま〜す。



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 お母さんは 頑張りました 
 かわいい、かわいい あなたのために 
 ふーっふーっ と 心のなかに 
 勇気をいっぱい ふくらませて… 

 ちいさくても  
 これは、大きな大きな 一歩 
 不安だった この地が 
 少し、近くに感じます 








posted by みこねこ at 18:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 帰国の心得(検疫制度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

イルカさんの愛

dolphins.JPG

有るがままに 生きている
海のような 太陽のような 風のような
その存在…

恐れないで… 忘れないで…
独りじゃないよ…
キラキラ輝く姿が 水しぶきと一緒に
私の心のなかへと ジャンプした 





ええと… 今日はイルカさんです…。

私が初めて、まともにイルカさんを見たのは、
夫との旅行で「鴨川シーワールド」に行ったときでした。

あのですね、うまく言えないのですけど、
ものすごく、ものすんご〜くっ!! 感動したのですよ!!
なんか知らないですけど、胸のなかから熱いものがこみ上げてきて…

周りは大歓声で、笑顔でパチパチ手を叩いて喜んでいるのに、
私は涙があふれてきてしまって、どうにも止まりませんでした。

なんて言うのかなぁ…
イルカさんのみたいなものを感じちゃったのかニャ〜
う〜ん、うまく表現できん。
人は本当に感動すると、言葉を失うものですな。
イルカセラピーなるものを、我が身で実体験しちゃったのかしらん?


ちなみに、野生のイルカさんはちょっと変わった習性がありますのよ。
捕まえた魚を、食べる前に
仲間同士でキャッチボール(魚)して遊ぶんですって。
あんまり見たくない光景ですけど…





posted by みこねこ at 03:11| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月16日

ぶーちゃんはシャワーがお好き。

どんよりした自分に活を入れるべく、
気持ち新たに、今日は ぶーちゃんのお話をば…


ぶーちゃんはシャワーが大好き。
シャワーの音を聞きつけると、飛んできて、
ミャミャミャミャッ! ミャミャミャミャッ! かわいいお声で鳴き続けます。
「入れてニャ〜っ」って言ってるのかしらん?

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今はシャワー好きなぶーちゃんだけど、
私が初めてぶーのからだを洗ったときは、それはもぉ大変っ!!
「あら、なんだ。結構 おとなしくしてるじゃないの♪」
な〜んて油断して、ぶーの正面にかがんだ瞬間、
思いっきり背中に飛び乗られたでごわすぅうぅぅぅ〜っ!


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ちょうど爪も伸びていて、まぁ痛いのなんの。
爪が服&背肉に引っかかってなかなか取れないのですよ。
ぶーを背中にぶらさげたまま、悲鳴をあげること約数分…


しか〜し、そんな昔の思い出が嘘のように、
なぜかぶーは、気づけばシャワー好きな子になっていました。
お風呂場に入ると、急に鳴き声が変わるからあら不思議…
普段よりもさらにかわいいお声で「ミャミャミャミャ」言いながら
温かいお湯を気持ち良さそ〜に浴びます。

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そのくせ、
風呂場から出るや否や、ぶーはいきなり怒りだします。
夢から覚めたような豹変ぶり。

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そんでもって、シャワーのあとは、
か・な・ら・ず! 即効でうんちちゃんをするの。チョピッとね…
な〜んでなんだろぉなぁ〜。
シャワーの水圧でお尻の穴が刺激されるのかしら?

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ここだけの話、
ぶーちゃんはシャワーの最中に、
うんちちゃん をもらしちゃったことがありますの…ポッ。
極度の興奮、もしくは気持ちよさのためかと思われますぅ〜

お尻をシュコシュコ洗ったとたんに、ピューッ!
こりゃぁ、ド・ビックリでした〜 ホホホォのホォ〜

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posted by みこねこ at 01:31| Comment(6) | TrackBack(0) | イラストでねこさま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

眠る…

darkness1.JPG

どう生きるべきか わかっているつもりでも

なかなかその通りには 生きられない

強さを求める自分と 弱くて駄目な自分

頭のなかで 何度もくり返す問いかけに 

心がついてゆかない…

根深い猜疑心と 果てしない孤独感

暗闇につつまれるように 身を丸め

ただじっと 独り 眠り続ける


posted by みこねこ at 23:46| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

飛ぶ夢

はぁ…、ちょっと鬱気味です。
我ながら気持ちの浮き沈みが激しくて疲れます。
こりゃいかん…


ええと、突然ですが、
私は「飛ぶ夢」をよくみます。

昨日も飛んでましたね…
しかも姉と一緒に。



飛ぶのは簡単!
頭の中に神経を集中させて、「ふんっ!」と念じるのです。

dream1.JPG


緊張をゆるめず、念じ続ければ
好きなところへビューンと自由自在に飛べちゃうのですよ。

dream2.JPG


電線の隙間をかいくぐり、雲をつきぬけ、
眼下には常に、
現世では見たことのないような
虹色の美しい景色が広がっているのでございます…


飛ぶ夢は、現実逃避を暗示する代表的な夢だと
私は思っていましたが、
ちょっと調べてみたところ、
自分の置かれている状況や、飛ぶ高さ、飛び方などで、
いろんな解釈ができるそうですね。

主に、自由、独立、逃避、性的願望などを暗示するらしい。
とりあえず、気持ちよく飛んでたら吉夢だそうな。
でもまぁ、私の場合は、現実逃避の何物でもないでしょうね。
「高いところを飛ぶ夢は、今の生活から逃れたいという意味」
 という一文を発見。
ふっ…、まさにコレだな。

今回も、お空高く飛んで
きれいなきれいな、景色を見ましたよ。
ピンクやオレンジや紫色をした、たっくさんのかわいいお花が
び〜っしりと地上をおおって、
まさに、夢のお花畑でしたね。

dream3.jpg
なんじゃこりゃなPC絵。でもこんなイメージ…


ちなみに、私がいっちばんよく見る夢は、
調理場でオーダーや仕込みに追われてる夢ですね。
仕事辞めてもう何年も経つのに、未だにうなされます。
posted by みこねこ at 02:47| Comment(4) | TrackBack(0) | イラストで感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月09日

コニクダッシュ

ねこさまは突然 ダッシュすることがあります。

ダダダダダッ! バタバタバタッ! 

腰を落とし、低姿勢でしっぽをピクピク動かすと、
いきなり、突拍子もなく、まさにイノシシのようにどこかへ突進します。
pikupiku.JPG

うんちちゃんの前後とか、夜暗くなってからとかに多いですねぇ。

きたきたっ、うんちきたぁぁぁぁぁ〜! とか
出た出たっ、うんち出たぁぁぁぁ〜! とか
夜だ夜だっ、夜きたぁぁぁぁぁ〜! とか
訴えてるんでしょぅか…? うーむ。

まぁ、何に興奮してるのかはよくわかりませぬが、
猫ダッシュは健康のバロメーター。 元気な証です。

もうすぐ18歳を迎えるコニクじいちゃんですが、
今日も元気にこの猫ダッシュを披露してくれましたよ。


コニクの後ろ足が、10倍速のイヌカキのようにシャカシャカ床をすべります。
真剣かつ、血迷ったような表情がなんだかとっても可笑しいのです。

konikudash.JPG

コニクよ、おまえはホントに元気だなぁ…



元気いっぱいのコニクちゃん。
フローリングの床のうえで立ち止まり、
後ろ足でカリカリ頭をかいてます…

tsurun.JPG

が、つるっとすべってそのままひっくり返ってしまいました。

koten.JPG


ふっ…、老いも若さも健在か。
愛しいヤツめ。

posted by みこねこ at 20:09| Comment(10) | TrackBack(0) | イラストでねこさま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

うさぎさん

今日はコニクの猫砂を買いに行きました。
しかしまぁ…
食料の買出しと猫砂購入でしか外出してないな最近。
すっかり家猫状態だ…


ペットショップの入り口に置かれたガラスケースの中に
今日は、2匹のかわいい うさぎさんがいらっしゃいました!
真っ白なお毛毛のホワイトちゃんと
茶毛に白の混ざったクリーミーちゃん(←勝手に名づけた)

仲良く身を寄せ合って、
ガラスの外をじーっとみつめてましたよ。

rabbits1.JPG

ピットリとくっついてる2匹のうさぎさんが、
ぶーとチッタの姿にダブって見えました。
どこぞの心優しいお方に、
2人(兎)そろって飼ってもらえたらいいなぁ…なんて思った次第です。


5キロの猫砂2袋をよっこらせとレジに運び、
会計済ませて、入り口のところに再び戻ってきたら、
うさぎさんの「なかよしこよしタイム」はすでに早々と終了…
ホワイトちゃんはクリーミーちゃんのそばを離れて
ガシガシと必死で水飲んでましたよ。白目気味に。
クリーミーちゃんはちょっと寂しそうでしたね。
目がウルウルしてました。

rabbits2.JPG

うさぎさんもかわいいにゃぁ〜♪
posted by みこねこ at 00:51| Comment(8) | TrackBack(0) | イラストで香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

その後…

ええと…

書くことで、大きな一歩を踏み出せたように思います。

一皮むけた、そんな気持ちです。

mikotama.JPG


こういう前向きなパワーのあるときは、
周りのすべてがなんだかとっても愛しく思えてきます。

普段と変わらぬ空が、ものすごく青く澄んで見えたり、

ドタバタ走り回る上階のうるさい足音を、
「おっ、今日は随分 にぎやかだな♪」とか心穏やかに思ったり…。


日差しの中にたたずむ、
トカゲ目三白眼の小憎度100%なコニク顔でさえ、

konikuA.JPG




日中問わず、 こんなふうに見えちゃうから不思議。

konikuB.JPG



焦らず、欲張らず、相手を責めず、
腹立つときには感謝の心を思い出し、
ゆっくり、いっぱい、頑張ろぉ。

小憎なコニクをいたわろ〜
posted by みこねこ at 19:04| Comment(4) | TrackBack(0) | イラストでねこさま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

チッタへ捧ぐ 

今日は、愛猫チッタのことを書きます。
4年前の夏に亡くなった、私の大事な大事なチッタです。

チッタのことは、極力、ブログで触れることは避けてきました。
チッタとの思い出も、自分の過ちも
すべて、自分のなかにだけ しまっておきたかったから。

でも、りょっぺさんの『愛犬コロへ。』 を読んで、私の考えは変わりました。


チッタとのあの日々を、私の胸のなかだけでなく
言葉にしてきちんと残しておきたい、そう思ったのです。
チッタがこの世に生きていたのだという証と、
自分自身への戒めのために。

こう思えたのも、りょっぺさんのおかげ…感謝します。



面と向かってチッタのことを話すのは、やはり苦痛ですが、
でも、こうして文字にすることなら、できそうです。



私がこれから書くことは、決して美しい話などではないし、
むしろ、酷い話だと思います。

ブログに載せるかどうかは、とても悩みました。
苦しんで亡くなったチッタを、見世物にするような気がして。

本当につらかったら、こんなことがブログに書けるはずがない、
そう思う人もいるかもしれません。


でも、 私は書きます。
チッタへのたくさんの想い、たくさんの悔いが、
最後まで読んでもらえることを、強く 願いながら。





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今から8年ほど前のこと。
私は初めての独り暮らしを機に、職場の上司から2頭の猫を譲り受けた。
名前は「ぶー」と「チッタ」。
ぶーはシルバーの混じった白いチンチラ、チッタは真っ黒な日本猫。
どちらも女の子。年齢はよくわからない。
上司がこの子たちの年齢を知らないので確認の仕様がないが、
多分、体の大きさなどから見て、もらった時点で2〜3歳くらいではなかったかと思う。

幼い頃から念願だった、猫のいる生活。
猫を飼うのも、これが初めてのことだった。


ぶーは至ってマイペース。
新居に馴染むのも早く、我が家に来て早々 部屋中を興味深そうに歩き回り、
最初からえさも普通に食べた。
一方チッタはとても用心深く怖がりで、
来たばかりの当初は私が寝静まるまでトイレの影にずっと身を潜め、
暗がりの中をそろりそろりと出てきては、えさを少しずつ食べていた。

無駄にちょっかいを出すようなことは敢えてせず、
独りで暮らしていたときと、なんら変わらず自然に振舞っていると、
チッタの警戒心はすぐに解け始めた。
気づけばチッタはすっかり我が家に落ち着き、
私のひざの上でからだを丸くして眠るのがお決まりとなった。

トイレの一室の隅っこは、依然としてチッタのお気に入りらしく、
そこはいざというときの逃げ場でもあった。
誰かがきたり、お風呂にいれてやろうとすると必ずそこへ隠れるし、
私がでかけるときも、病院へ連れて行かれるのではないかとトイレへ身を隠す。

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スマートなぶーに比べ、チッタはお腹の肉がたれ、
走ったりすると、そのお腹が左右にぶるんぶるんと揺れる。
体重もやや重かったが、それでもチッタは健康そのもので
夜中などにはよく猫ダッシュを披露してくれたし、
黄色い猫じゃらしのおもちゃが大好きで、
口にくわえては、テコテコと歩み寄り、
「遊んでくれ」と言わんばかりに、甘えるような鼻声をだして
よく私にせがみにきた。


チッタは、私をまじまじとみつめることがよくあった。
まあるい大きな二つの目で私の顔をじーっとのぞきこみ、
頭突きでもするかのように頭をコツンとぶつけてくる。
チッタ特有の甘え方なのだ。
私はいつも身をかがめて、おでこでそれを受けとめてやる。

「ハイ、ごっつんこ…」

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ごっつんこは、私とチッタの、親愛の情を示す挨拶となっていた。


ツヤツヤの黒毛に長いしっぽ。まあるい大きな目。
かわいくてかわいくて仕方がなかった。
大事な大事な家族だった。
我が子のように。



そんなチッタが、
我が家へきて約4年後、
糖尿病を患い、
旅行に連れて行ったことが引き金となり、亡くなった。


旅行先の長野で、チッタは様子が急変した。
飲んだ水をすべて吐き出し、ぐったりと横たわり身動き一つしない。
現地の病院を急いで探し出し、診てもらったところ
ただの脱水症状だといわれ、点滴を打ってもらった。
これで良くなるとホッとし、そのまま家路にむかったが、
自宅に帰り着いてもチッタの具合はまったく改善する気配がなく、
かかりつけの病院へ急いで電話し、急患で診てもらった。
こんなにぐったりしているのはやはりおかしい、と医師の言葉。
尿をしぼりとり、検査すると、
「ケトン」という糖尿病末期の物質が検出された。

チッタが糖尿病を患っていたという事実を、私はこのときになって初めて知ったのだった。
ぶーは血尿をだしたことがあり、定期的に尿検査を受けさせていたが
チッタの尿はまだ一度も調べたことがなかった。
なんという救い難い、愚かな過ちであろうか。
しばしば体調を崩すことのあったぶーにばかり注意をはらい、
チッタは元気だから大丈夫なのだと、私は勝手にそう思い込んでいたのだ。

今思えば、この頃のチッタはどう見ても病的に痩せていた。
当時の写真を見るのもつらい。
どうしてこんな明らかな異変に気づくことができなかったのか。
そう自問自答するたびに、あのときの会話が頭によみがえる。


「この子はもうちょっと痩せさせないと駄目ですよ。」
以前、ワクチンを受けに行った際、ある医師が私に言った。

「でも、それほど食べていないはずなんですけど…」

「W/d(肥満防止の処方食)をあげてるんですよねぇ。
 おなじ食事でぶーちゃんは前回より痩せています。
 それなのにチッタちゃんは体重が増えています。
     飼い主さんの知らない間に食べているんですよ」


私は、この医師の言葉を、ただ単純に鵜呑みした。
チッタの健康状態をそれ以上なんら調べることもなく、
「痩せなきゃ駄目だ」というその言葉だけを信じ、それをチッタに求めた。


我が子の病変に気づけないまま、
私は抱っこするたびに軽くなっていくチッタを、
まったく疑問にも思わず、
「痩せてよかったねぇ」などと愚言を吐き、喜んでいたのだ。



夏がやってきた。
例年にないほどの暑い夏が。



糖尿病がチッタの体を少しずつ蝕んでいたなど、露とも知らぬ私は、
当時、同棲中だった夫との旅行に、ぶーとチッタを連れて行った。

自分の目の届かぬペットホテルに、不安を残して我が子を預けるよりも、
ペットと宿泊できるペンションへ 一緒に連れて行くことを、私は選んだ。

外は真夏の猛暑、8月。
環境の変化を最も怖がるチッタを、遥々長野まで…



私のこの判断は、まったくの誤りだった。



臆病なチッタは、宿泊先の見知らぬ部屋を恐れるあまり、
えさをほとんど食べず、
移動中の猛暑で体内の水分はひどく奪われ、
挙句の果てに、脱水症状に陥った。
この脱水症状により、チッタの糖尿病が極度に悪化してしまったに違いない。


長野の動物病院を公衆電話の電話帳で必死に探し当て、
病院へと駆け込んだ。
私の腕の中で、力なく鳴き声をあげるチッタの体が、異常なほどに軽い。
空気が入っているかのような、その頼りない感触に、
チッタの身におきた恐ろしい異変を感じずにはいられなかった。

悲鳴に近い泣き声で、医師に助けをもとめ、
急遽、点滴を打ってもらう。


「ただの脱水症状だ。これですぐ良くなるよ」
医師の明るい言葉に、ほんの一時胸をなでおろす。



ところが、
家路を急ぎ、自宅に到着したあとも、チッタの具合はまったく回復しない。
チッタは自分の逃げ場所であるトイレの一室へと、倒れるようにヨロヨロ歩き、
隅っこにぐったりと横たわってしまった。

今にも途絶えそうな かぼそい息。
再び、「死」の一文字が頭をよぎり、恐ろしくなる。
診察時間はとっくに終わっていたが、
かかりつけの病院へすぐに電話をした。

病院へ直行し、急患で診てもらう。
尿を搾り取り、検査。
そして、糖尿病末期を示す「ケトン体」が検出された。


医師からチッタの現状を聞かされ愕然とする。
多飲多尿、体重の激変、そして旅行のストレス。
チッタの身に起きたたくさんの異変が、走馬灯のように思い起こされ、
その一つ一つが、「糖尿病」という病へ、どんどん結びついていった。

どうして、もっと早く、わかってやれなかったのか…


チッタは、診察台の上でぐったりしたまま ピクリとも動かず、
そのまま、すぐに入院となってしまった。


入院中、毎日 病院へ通った。
名前が呼ばれるのをひたすら2時間待ち、15分程度の面会時間。

チッタが病院の小さな仕切りの中で、力なく横たわっている。
あんなにツヤツヤだった真っ黒な毛は、
触らなくてもわかるほどパサパサに変化し、
口もとには嘔吐のあとがいつも見られた。


病院への行き来には、神社へ寄ってチッタの回復を繰り返し祈った。
死ぬはずない!きっと大丈夫だ…!そう信じたい気持ちと、
もうダメかもしれない…という思いが、交互に胸をしめつける。


4日目の面会のときのことだった。
それまでの3日間、
何を見ているのかもわからぬような動かぬ目をして
ただじっとしているだけだったチッタが、
私の姿を認め、ゆっくりと静かに長いしっぽを振り上げた。

歩み寄る私をすがるようにみつめ、スクリと立ち上がり、
声にならない声でニャァと鳴いた。
私の顔をのぞきこもうとするのがすぐにも感じ取れる。
弱々しいながらも依然としてかわいらしいチッタの瞳…

私はおでこを近づけ、ごっつんこの挨拶をした。
チッタとの親愛の証、いつも交わしたあの挨拶を。

「早く元気になるんだよぉ…」
私はチッタを抱きしめた。


帰り道、私はかすかな喜びを信じていた。
手を合わせ、空を仰ぎ、
「チッタは良くなってきている。きっと元気になる」
そうつぶやいた。
儚い希望を抱きながら…



その日の夜11時、自宅の電話が不吉に鳴り響いた。
病院からの電話に違いない。

「血液中の○○○という値が下がったままで、このままだと危険です。
 ぶーちゃんの血液が合えば輸血を考えるかもしれません。
 もうしばらく様子を見てみます」
医師の言葉に不安を感じつつも電話を切る。


日付が変わり、深夜2時。再び電話。
「他の医師とも相談した結果、
 輸血による拒絶反応のほうが危険だと判断しました。輸血はしません」

「朝一番に病院に行きます! ぶーは連れて行かなくてもいいんですね?」


…私はなぜ、このとき、すぐに病院へ駆けつけなかったのか。


チッタがどれだけ危険な状態なのか、私はわかっていなかったのだろうか。
輸血撤回を判断した医師の言葉に、
チッタは持ちこたえたのだと、勝手に思い込んだのだろうか。
どちらにせよ、今の私には
このときの自分を、到底 理解することはできない。



それから数時間後、早朝5時。
予想しなかった3度目の電話が鳴った。

医師は小さな声で、それでいてハッキリと
打ち明けるように 私に告げた。
「チッタちゃんが息をしていません…。心電図も止まっています…」


いちばん恐れていたことが、
受話器の向こうで現実となっているらしかった。
頭がグルグルする…
医師の説明も、もうなにも聞き取ることなどできない…

「…これから、…病院に行っても、いいですか」
詰まる声でこれだけ伝え、電話を切った。


背後にいた夫に振り返り、一言、叫んだ。
「チッタが、 死んじゃった…」



急いでタクシーに乗り、明け方の病院へとむかった。


チッタ…  どうして…
昨日、ごっつんこの挨拶をしたばかりじゃないか。  嘘だ…


いつもは診察をうけるペットと飼い主であふれんばかりの病院が
今は誰もいない。
シャッターが下りたままの受付。
病院の中が妙に青白く光って見える。
診察室をノックすると、医師がガチャリと扉を開けた。

病院の冷たい診察台。
白いバスタオルの上にチッタの姿があった。
苦しそうに目を見開き、
何度も嘔吐を繰り返したであろう口もとからは
小さな前歯と舌がわずかに見えた。

この死に顔は、一生忘れることはできない。

「残念です…」
医師は目を伏せ、言った。
この言葉に嘘はないだろう。
彼は充分よくしてくれたと今でもそう思っている。


「チッタは… 何歳ぐらいだったのか、わかりませんか?」
震える声で、私は小さく尋ねた。

「歯の状態から見て、多分、10歳いっていないと思います」

「…まだまだ、もっともっと、生きられたのに…」
チッタの顔をなでてやりながら、涙がこみあげる。

涙でぼやけた 非現実的な光景。
横たわるチッタが、幻のように思える。


「旅行に、連れて行ったせいですか?」
訴えるような私の問いに、医師はどう答えるべきか困っていた。
…こんな質問など無意味なのに。
YesであれNoであれ、チッタはもう帰ってこない。
私の過ちは消えはしない。


帰りのタクシー。
運転手が、「ネコちゃんですかぁ〜?」と気さくに話しかける。
まさか動かぬ我が子を家へ連れ帰るのだとは、彼は思ってもみないだろう。


どうして、一度目の電話のときに、すぐに病院へ駆けつけなかったのか。
どんなにつらい最期であろうと、
せめて、自分の腕のなかで死なせてやりたかった。
悔やんでも悔やみきれない。



無言で自宅に帰りつくと、バスタオルに寝かされたチッタをケージからだしてやった。
苦しそうな死に顔が、まざまざと私の目のなかに飛び込んでくる。
その途端、怒号のように泣き叫んだ。

チッタ! チッタ! チッタ! チッタ! チッタ…! 


チッタは死んでしまったのだという事実を、
もう嫌でも受け入れるしかなかった。



ベッドの枕元にチッタを寝かしてやった。
生前、チッタが好んで横になっていた場所だ。
夏の暑さから、チッタの遺体を少しでも維持するため、
冷房で室内の温度を最大限に下げ、保冷剤で体を冷やした。

「チッタ…  チッタ…
 チッタはいい子だぁ… ずっと私のかわいい子だよぉ…」
そう呼びかけながら、何時間も何時間もチッタの体をなでつづけた。
涙でまともにチッタの顔が見えない。

チッタの体がだんだん硬くなってきた。死後硬直だった。
鼻の穴から、薄い血の混じった液体がわずかに垂れてくる。
脱脂綿を小さくちぎり、ほんの少しだけ詰めてやった。

チッタの見開いた目を、もう閉じさせてやらねばならない。
手でまぶたを下ろしても、なかなかうまくいかない。
わずかに目がまた開いてしまう。
それだけ、苦しい死に方だったのだ…
そう思うと 余計に涙があふれた。


動かなくなったチッタの姿を、ぶーが遠くからじっとみつめている。
息のないチッタの存在にとまどっているようだった。
ぶーは恐る恐るチッタのそばに近寄ると、ウゥーっと小さな声で低くうなった。

「ぶーちゃん、これはチッタなんだよ。もうお別れなんだよ」
いくらそう言い聞かせても、ぶーは何かにおびえているようだった。
ぶーには「死」というものがわからないのだろうか。
動かぬチッタは、ぶーにとって、もはや チッタではないのか。
それともあれは、ぶーなりの悲しさの表れだったのだろうか。



時が止まってしまったかのような長い一日が終わり
朝になった。

いつまでもチッタを自分の枕元に留めておくわけにはいかない。
大きなダンボールにタオルを敷きつめ、チッタをそっと静かにそこへ移す。
好物の鰹節や缶詰、お花を添え、
チッタの腕の中には、ぶーと一緒に3人で撮った写真を抱かせた。

外はものすごい大雨だった。
チッタのお葬式を行うため、夫と義母とともに動物霊園へ向かう。
お寺へ着くと、激しかった雨がピタリと止んだ。

仏堂に漂う 独特の香の匂い。
ろうそくの炎がオレンジ色の光を放ち、
優しい笑みを浮かべた仏像が静かに私をみつめている。

チッタの遺体が入ったダンボールを、仏像の前へと置いた。
一人の尼さんが、厳かに姿を現し
深々と私たちに一礼する。


式が始まり、
木魚の音とともに、お経を読み上げる尼さんの低く深い声が、
堂内に響き渡った。


チッタは死んでしまったのだという思いが、一気にあふれだし
涙が止まらない。




お経のあと、尼さんは言った。

「人は、たくさんの命をもらって生きているのです。
 もらった命の分、
 あなたは一生懸命、生きなければいけません」

この言葉が、今もずっと、胸に残っている。



火葬のときがいよいよ迫り、最後の別れを告げねばならなくなった。
硬くなったチッタのからだを、力いっぱいぎゅっと抱きしめ
「チッタ、チッタ、ずっとずーっと、いつまでも一緒だからね」
声にならない声をふりしぼる。

chitta4.JPG

台にのせられ、火葬炉のなかへと消えていくチッタ。
黒く、重い、鉄の扉が、ギィィィっと鈍い音をたてて閉ざされた。
チッタの名を叫び続ける私の泣き声を、打ち消すかのように。




いつもそばにいたチッタが、もういない。
朝起きるたびに、枕元でニャァと言っていたチッタを思い、涙があふれる。
トイレへ入れば、トイレの隅にいるのが好きだったチッタを思い、涙がこぼれる。

チッタがドアの隙間から ふっと現れるのじゃないか、
チッタの亡くなったあと、しばらくはそんな気がしてならなかった。




あれから3年が過ぎ、夏になれば4回目の命日がくる。

チッタのことを想わない日はない。
今も、 これからも、 いつまでも。



人は、たくさんの死を受け入れ、
たくさんの命をもらって生きている。

私の中に、チッタの命がある。
たくさんの過ちと、たくさんの悔い、
そして、 たくさんの幸せとともに。


より良く生きねば…
常にそう思う。
自分で自分を 越えていかなければ、と。
posted by みこねこ at 22:45| Comment(6) | TrackBack(0) | イラストでねこさま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月01日

まっしろカンガルーちゃん

white-kangaroo.JPG
(c)旦那様

合成っぽいですけど合成じゃぁないですよぉっ
まっしろいカンガルーちゃんで〜す!
福島の「東北サファリパーク」にいらっしゃるお方でございます。
数年前、夫と旅行した際にご対面しました〜うふっ黒ハート

露出オーバーが功を奏して、
白く輝くカンガルーちゃんが なんとも神々しく見えますでしょ?




ええと…それでは今日はですね、ちょっと息抜きをば。
私の持っているオススメ写真集を
いくつか厳選してご紹介したいと思いま〜す。


うさこちゃん
うさこちゃん

なんとも個性的なうさぎさんが勢ぞろい!といった感じです。
正統派のかわいらしさとは一風変わった、
味のある、アニメチックなお顔のうさちゃんが
妙にかわいくて、私のツボにガツンときましたね〜
カメラアングルもとっても斬新で、おもしろいです。



white smile―アザラシ赤ちゃんのひとりごと
white smile―アザラシ赤ちゃんのひとりごと

写真もムチャクチャかわい〜のですが、
写真に添えられているメッセージがとても心うたれます。
『とにかく眠ろう。そしたらなにか、よくなっているはずだから』
という言葉に眠りネコの私は非常に感銘を受けたのでございますね。
鬱のときとか、グッとくるものがあります…



楽園大百科
楽園大百科

透き通るような美しい写真でいっぱいです。
海は海よりも輝き、空は空よりも青く、花は花よりも鮮やか…
単にきれいなだけの写真集とはチョイとちがいます。
地球の偉大さ、生命のパワーを感じるのです。




ちなみに、私が日本から香港に唯一持参してきた写真集は
星野道夫さんのものです。
『星野道夫の宇宙』というのですけど、アマゾンには同名のものはなかった…。
写真展会場だけの商品なのかな? 
私は動物も写真も好きですが、単にかわいいだけの写真集には惹かれません。
星野道夫さんの作品は本当にすごいのです。
なんと言いますか、魂(ソウル)を感じると言うんでしょうかね。

写真はもちろんのこと、星野道夫さんは多くの著書を残しています。
私が持っている『星野道夫の宇宙』という写真集は、
そういった著書から抜粋した様々なメッセージが
写真の至る所に添えられているのですが、
それがまた本当に素晴らしいのです。
哲学を感じる詩的な文に、感動せずにはいられません。









posted by みこねこ at 19:54| Comment(8) | TrackBack(0) | 写真で紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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