本日、義母が日本へと帰りました…
小憎な愛しのコニクちゃんは、一足早く24日に
我が家へと舞い戻って参りましたよ♪
コニクのいる毎日が、再びスタートです。

コニクじいちゃんは、相変わらずよく寝ます。
そして、私も負けじとよく寝ます。。
香港へ戻ってきて早々、義母とあちこちお出かけしたり、
往復3時間かけてコニクを我が家へ運んだり、
まぁ 別に大したことではないのですが、なんだか無性に疲れてしまい、
しばらくず〜っと寝込んでました。
腰は痛いし、首も頭も痛いし、貧血でキモチワルイし…
ホームシックな心も合い重なって、ブログも更新せず、
ナメクジのように布団にへばりついてたの…

すっかりぐーたれて、買い物行くのも億劫な感じでしたが、
今日は夫に郵便物を頼まれ、しぶしぶ外出することにしました。
ついでに、冬物のスーツとジャンパーをクリーニングに出すことに。
日本に帰国する前にクリーニングへ出しておくべきだったのですが、
諸事情により、タンスの中で眠ること数週間。
久しぶりにタンスから出してみたらば… やはり真っ白!
思った通りの
カビだらけ〜
香港は湿度が物凄いので、なんでもあっという間にカビが生えるのですよ。
ホント、困ったもんです…
ポツポツと浮き出たカビをティッシュで拭き払って、
いざクリーニング屋へ!
クリーニング屋へ行くと、おばちゃんが一人で店番をしていました。
私は「ジョウサン!(おはよう!)」と挨拶をし、
持ってきたスーツとジャケットを差し出しました。
おばちゃんはこれを受け取り、服の素材や汚れ度をチェック。
あらら… 拭きとったはずのカビがまだ残っていたらしく、
スーツの袖口に白い胞子がふわふわしています。
おばちゃんはこのカビを見つけると、白く汚れた袖口を指差し、
キラリと鋭い目で私を見据えました。
わずかな広東語しかしゃべれない私と、わずかな英単語しか知らないおばちゃん…
おばちゃんの訴えるような無言の問いかけに、
私も「うんうん。それはカビだね!」と目で答えました。
カレンダーを交えて、クリーニングの仕上がりの日にちを確認。そしてお会計。
おばちゃんはレシートを私の前に置くと、
金額を指差しながら一言、
「ダーティー!(汚い!)」と私に訴えました。
汚れがひどいからこの金額なんだよ〜、といったようなことを
きっとおばちゃんは言いたかったのだと思いますが、
私はおばちゃんの
「ダーティー」つまりは
「汚い」という単刀直入なこの一言が
妙に面白可笑しく思えてしまったのです。
「オ〜、ダーティー …!」私はナイスなおばちゃんに賞賛の意を込めてこう繰り返し、
そして続けざまに、自分のわずかな広東語のボキャブラリーの中から、
「モウチョ〜!(その通り〜!)」と大きく叫びました。
おばちゃんも私の「モウチョー!」がとてもお気に召したらしく、
二人して「ダーティー!モウチョー! うふふふふふ」 と頷きながらしばしの談笑。
ダーティー&モウチョーのお陰で、私とおばちゃんは
とっても楽しいひと時を共有することができたのでした。

家を出る前は、あ〜面倒くさ〜、外行くのやだな〜、なんて思っていましたが、
こうして多少なりとも、何かしらのやりとりを香港の人と交わしたりすると、
やはり、なんかうれしくなりますねぇ…
日本に帰りたい帰りたいっていう思いが強かったですが、
香港での生活も、それはそれで楽しいのかもしれません。
というか、そう思わなければ何も始まらないのですよね。
まずは、自分の心を開くことなんだよな〜なんて、今更ながら思ったりなんかして。
とにかく、外に出ることが大事だな…。ナメクジじゃぁいかん!