2006年07月28日

ワーキングプアー

一昨日、荷物の大方を事務所へ運んでもらう予定でした。
日系の引越し業者に頼むと高いので、香港ローカルの運送会社にオーダー。
前日までに冷蔵庫を掃除し馬鹿でかいタンスをずるずると玄関前に運び、
コピー機に本棚に引き出しに、ダンボール約6箱、
すべての荷物を居間に集合させスタンバイOK!準備万端!

時間にルーズなここ香港。
ピンポ〜ンと、朝9時半時間通りの来訪にホッと一安心。
ガチャリと玄関のドアを開けると愛想のよさそうなおっちゃん3名の登場。
ところが…
居間に勢ぞろいしている荷物たちを前に、おっちゃん「アイチャァ〜!」ってな反応…

なに?なになになに??
なんか問題あんのか?荷物が多すぎんのか?

夫が仕事先の通訳に電話を通して話してもらったところ、
どうやら冷蔵庫やタンスのサイズが、おっちゃんの思っていたよりも大きすぎるので、
「こりゃ車に入んないなぁ〜アイチャァ〜」 と、言ってるらしい。
…ってコラおっちゃん! アンタァいったいどんな車で来たんじゃぃ?ワゴンででも来たんかぃ?
夫が家具の寸法も伝えていたはずなのに…

あぁ、今日はもう無理なんだ…ってそう思ったら、もう一気に意気消沈の脱力感。
真っ黒さつま揚げ事件で無駄にしたガス代を取り戻すべく、
猛暑のなか、連日冷房なしの汗だくで準備をしてきた疲れが瞬時にドッとでて、
愛想笑いを返す気力もゼロ。
抜け殻のようにボケェ〜〜〜っとその場に立ち尽くしていた私です…
結局、運送会社のおっちゃんたちには、日曜に出直してきてもらうことになりました〜



あ、ところで、この間、気になるテレビ番組を見たんですけども。
NHKスペシャル「ワーキングプア 〜働いても働いても豊かになれない〜」
見た方いらっしゃいます?

最初は、
「なんだよワーキングプアーって!なんでもかんでも横文字にしやがって、ケッ!」
ってな感じで、まるでどっかの親父みたいなことを言ってた私ですが、
よくよく考えてみたらば、ワーキングプアー、こりゃぁかなり、的を得た表現…

ワーキングプアーとは、言わずもがな、working プラス poor。

つまりは、 働きながら貧乏、働いてるのに貧乏、
働いても働いてもずっと貧乏!(←くどい)  
ってことなのよねぇ〜ん。


あぁ、うちじゃん!ってしみじみ納得…。



夫婦二人テレビをじっとみつめ、うんうん頷いていたかと思いきや、
「うちってワーキングプアーじゃぁ〜ん!わしゃしゃしゃしゃ〜っ!」
とまるで他人事のように笑う。


さらに、何かひらめいたらしい夫がスクリと立ち上がると、
不意にお尻を突き出し、
「ワーキングぷぅ〜」と一声、おなら一発、屁ぇこいた〜


ひゃっひゃっひゃぁ〜! さらに声をあげ、妙によろこぶ妻…

pu.JPG

ふっ… なんだかんだ言って、私たちはお似合いのアホ夫妻だ。


はぁ〜 笑ってる場合じゃぁないんですがぁ〜

でもね… 苦しいときほど、人の心には笑いが必要なのであります。
お金はなくとも、笑いのある日々を送りたいものです…


いやぁ〜、でもしかし、ホント、笑ってる場合じゃぁないのだよ、アナタ…


posted by みこねこ at 12:11| Comment(13) | TrackBack(2) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

やっちゃったっ!!!

自宅でブログを更新しながら、50円缶ビールをしこたま飲み、
夫のいない寂しさを紛らすように、
一人、ささやかに香港お別れパーティー。かかった費用約250円。

切なさとビールに酔いしれ コニクを抱いて涙を流し、
そして遅めの夕食…


サラダを食べ、その間にそばを茹でる。
茹で上がったそばをザルにあげ、水で洗い、
めんつゆがなかったので、
だし粉としょうゆで味付けして、熱いかけそばにして食べようと思い、
水を火にかけ、冷凍庫にあった四角いさつま揚げを
3つ、ポイと手鍋に入れる。
蓋をして、鍋の水が沸くまでちょいと一休み… と、ベッドへ直行。

知らぬうちに爆睡…




ピンポン ピンポン ピンポーーーーンッ!!!



ハッ!として目を覚ます。


アレ? 
明日帰ってくるはずの夫が急遽、今日帰ってきたのか?
と思いながら、あたふたと玄関のドアののぞき穴を覗くと
物凄い険しい顔をしたおじさんのドアップと、他2名が待機中…



一瞬にして我に返る…


パッと部屋を見やると、部屋中煙モンモン、真っ白!


やっちゃった!と思うと同時に、台所へ駆けつけると
蓋をしたまま煙をシュンシュンとあげる小さな鍋…

あわててすぐに火を止め、できるだけ冷静を装い、玄関のドアを開ける。


開けると同時に、物凄い剣幕の警備員3名。
「これは一体何事だ〜! ハニャラホニャラ○×△□〜!! 
トランシーバーの無線がピーピピィィィィ〜!!

「モウイーシー!ソーリー!!(申し訳ありませんっ!!)」
と私はひたすら苦笑を浮かべ、とにかく謝りまくりました。

約1名はこんな私に笑みを浮かべて応えてくれましたが、
部屋中真っ白なこの一室を前に、
かなり不審そうな顔をして警備員さんたちは立ち去って行きました…



警備員が去った後、煙を上げる鍋の蓋を開けようと
蓋の取っ手を触ったらば、信じられないほどのものすんごい熱さ!
アチチチチィィィ〜〜!!!っと手を引っ込め、
再度ふきんを片手に蓋をパカリ…

姿を現したのは、真っ黒くろこげ、
石炭みたいになった3つの小さな物体。
お湯の中でプックリふくらんでいるはずのさつま揚げたちが
カラカラに干上がった鍋の中で、
恐ろしいほどに、黒くカチコチに変わり果てていました…

kuroage.JPG




ホントに、私は何やってるんでしょうか。
夫は寝る間も惜しんで働いているというのに…

香港のマンションは警備員が頑強に守ってくれていますが、
これがもし日本のアパートとかだったら、
私は眠りこけて、そのまま火の海の中で死んでいたかもしれません。
罪のないコニクを道連れにし、隣近所にまで迷惑をかけて…


自分が死ぬのは勝手だが、人様に迷惑かけるな!
と、密かに常々ブツブツ言ってたくせに、
自分自身がそういう救いようのない過ちを犯すとこだった…

あきれるくらいに神経質で心配性なくせに
こういうことを平気でやってしまう自分の愚かさが本当に恐ろしい…


こんなアホな自分にもかかわらず、
生かしてもらえた現実に、私は感謝しなければなりません。
生きて償え!そういうことなのだろう…

酔ったときと眠いときには、もう絶対火を使うのはやめよう。
というか、もう当分の間、禁酒しよう。
そう誓った私です。



window-hk.JPG

生きてこそ知る 命の尊さ
過ちをもってわかる 今の儚さ
大事にしなきゃ このときを、自分を 
そして すべてを。








posted by みこねこ at 02:52| Comment(14) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

酔っ払いのたわごと

こんばんはっ!酔っ払ってるみこねこです。
香港滞在残りあと10日。

50円でおいしい缶ビールを飲めるのもわずか10日限りです。
夫は今日も忙しく中国出張。
その夫から、香港のローカル運送会社に格安で
引越しのための荷物の運び出しの予約が取れたとの連絡が入り、
なんとかホッと一安心です…

そんなわけでちょっと一枚…

konimat2.JPG

笑うコニちゃん。あくびをしてる最中です〜


自分の荷物の大方は郵便局で船便に出し、
夫の荷物はさておいて、気がかりなのはコニクの検疫手続き。

ここ数日、コニクの検疫書類の準備に時間を費やしておりました。
後々、夫が日付とサインさえ記入すれば済むように、書類に自分で書き込みです…
書類にしてみればたかだか5枚程度のものなのですが、
いかんせん、私は声を高々「検疫心配症候群!!」
普通なら30分もあれば済むような書類記入に、
多分、12時間くらい費やしましたね。

「このの曲がり具合が気に入らない!」とか、
「このDに見えるかも!」とか
いらぬ心配をして書き直してるうちに、
たぶん、50枚ぶんくらいの紙とプリンターのインクを無駄にしましたね!!
かなりのビョーキ度でしょ?

絵にして書こうと思ってたんだけどぉ〜
もぉ酔っ払ってるのでやめました〜

なんてこんなことを言いつつも、
もっとより良く、香港で生きられたんじゃないかなって思うと
ものすごく悲しく、怖くなる自分がいます。

日本に帰ったら、言葉が通じないから、なんていう言い訳は効かないですからね。
ガシガシ、仕事探して、働くぞよっ!!
不安な思いはいっぱいあるけど、前向いて歩いていかなきゃ…
posted by みこねこ at 23:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

みこねこ速報

ちょっとちょっとアナタっ!!
追加されちゃいましたわよっ あの一文がっ!

一体何事?!って感じですがぁ〜
以前、遺伝子組換えワクチンの記事でですね、
「遺伝子組換えワクチンは認められないという一文を
 手引書に加えてください!」 と、
農林水産省動物検疫所のホームページへ懇願メールを送りました!!
って書いたの、覚えていらっしゃいますでしょうか??

そのお返事がですねぇ、きたんですのよぉ〜〜〜!
ご意見箱みたいなフォームだったから、返事なんかこないのかなぁって思ってたのですが、
先日、ちゃんとお返事のメールが届きましたっ!

読んでビックリ
「遺伝子組換えワクチンが認められないことについては、
犬等の検疫制度の説明のワクチン接種の部分及び手引き書に明記いたしました」

ですぅってぇえぇぇぇぇ〜〜〜!!

「英語の手引き書については追って記載します」
ともありました!

さっそくホームページをのぞいてチェック、チェック。
ほんとぉ〜だぁ〜〜〜!!
この間まではなかった一文が、ちゃんと追加、明記されているっ!!

検疫所のホームページにメールを送ったのが確か7月2日。
ということは、わずか2週間あまりの間に手直しをしてくれたのか?
なんて柔軟、迅速な対応なのでしょう…

まぁ、もちろん、私がメールする以前に、
purevaxという遺伝子組換えワクチンについては、多大な問い合わせ、あるいは苦情が、
きっとたくさん、たくさん、寄せられていたのでしょう…
単なる一意見でこうも簡単にお役所様が動いてくれるはずはありません。
たまたまタイミングよく、私の力作長文メール(自画自賛)が届いた、もしくは
私のメールがなくてももう一文を追加する予定でいた…のかもしれません。

でぇすぅがぁ〜っ!まぁ、いいじゃぁありませんか〜。ここは素直に喜びましょぉ♪
私のような人間でも、より良い検疫制度に少しは貢献できたのかな?
なんて、ちょっとうれしくなった次第です。

とは言え、すでに旧手引書をHPからプリントアウトしてしまっている人や
もう待機期間に入っちゃっているような人にとっては、
この一文追加に気づくのは、なかなか難しいかもしれません。
大丈夫かな〜、purevax打っちゃってる人いないかな〜って、ちょっと心配の念は残ります…


ちなみに、検疫所からのお返事は、
「今後、現行制度の他の問題点も含め、改正の必要性について
検討する予定でありますことを申し添えます。ご理解のほどよろしくお願いいたします」

というお言葉で締めくくられていました。
検疫準備中の方々!
検疫所のホームページは定期的にチェックしましょうね〜!




ところで…
ちゃっちゃと引越し&帰国の準備をしなければいけないのですが
全然荷造りを始める気になれません…
義父宅への荷物の運び出しは佐川急便に頼むつもりで、見積もりを済ませ、
29日に引越しの日取りまで決まっていたのに、
恥ずかしながら、引越し費用を工面するのも厳しい現状にぶちあたり、
結局、すべて自分たちで運び出すこととなりました。
あぁ、ホントに、運べるんだろか…

そんなことも合い重なり、全然やる気がおきません…
パソコンピコピコ、ぼ〜っとホジホジ、アホ面をさらしています。

hojihoji1.JPG

夫とコニクを残し、独り日本に帰国するのだというこの現実を
受け入れたくない自分がいるのだと思います。
ダンボールに荷物なんて入れたりしていると、
どうしても、いろんなことを思い出して悲しくなってきますから。
だから、難癖つけて荷造りに手をつけないでいるのかもしれません…

まぁでも、そんなことを言ってる場合ではないのじゃ。
帰国は今月末の31日。
いい加減、そろそろ始めなければ…ね。

ちなみに、今回は片道の上海経由で帰ります。
飛行機代を最小限に抑えるためです。
香港→上海 2時間半。乗り継ぎ待ち時間 3時間。上海→成田 4時間。
普通の直行便で帰るときのおよそ2倍の時間をかけての移動となります。
上海に行くのも乗り継ぎするのもすべて初めて。しかも一人…
ホント、不安だわ〜




posted by みこねこ at 20:48| Comment(14) | TrackBack(0) | 帰国の心得(検疫制度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

ケチャップとお月さま

一時期は気が狂うかと思うくらい、
ホントに怒りと悲しみで頭がおかしくなりそうでしたが、
温かい、温かい、優しい励ましのお陰で、だいぶ元気になりました。
さびしい気持ちに変わりはないけど、
でもっ!頑張って今を乗り切りますっ とりゃぁぁぁ〜〜!



ええとね、おととい夕食にね、ミンチオムレツ(もどき)を作ったの。
冷凍庫にしまってあった餃子のたねを解凍して、
これを炒めて、卵で巻いて…
と思ってたんだけど、具を入れすぎて失敗してしまったので、
一気にグチャグチャにかき混ぜて、
ザ・スクランブルエッグ餃子風味のできあがり。
これをラップで海苔巻き状にピッチリ巻いて、冷蔵庫で寝かせておけばぁ、
一応 形はオムレツチック!


さぁ、夫が帰ってきました。
サラダをテーブルへ運び、ちらし鮨にキザミ海苔をのせ、
そして、命名のしがたい玉子料理をレンジでチン!

ぷぅ〜んと漂う餃子の香り。 あら、結構おいしそう…
これにケチャップをかけて食べよう、そう思ったそのときに、
なんとなく、私のなかに遊び心が芽生えたので
ちょいと、お互いのニックネームなんぞを書いてみました。


ketchup.JPG


ぷっくりツヤツヤ、心くすぐる ケチャップの赤い文字…
上からじ〜っと見ていたら、なんだか妙にうれしくなってきて。

「大丈夫だよ!二人はずっと、一緒だよ!」

どこかから、そんな言葉が聞こえてきたような気がして
私の口元に、自然と笑みが浮かびました。



夫を呼び寄せ、

コレ… 名前書いたの…

と、ちっちゃな声でポソリと言うと、


「ホント、だ… な、なまえだね…」

ドギマギしながらも夫は笑みを浮かべ、
私の開口にホッとしたようにそう答えました。



…とまぁ、こんな感じで
やっと普通?の会話が、ふたりの間にめでたく戻ってきた、
というわけでございます。

おぉ、ケチャップさん! ありがとぉ〜!




久しぶりの夫婦そろっての夕飯タイムもつかの間、
夫はまたもや出張中でいないんですけども、
そんなことはさて置いて、昨夜はとってもお月さまがきれいでした。

夫のいないベッドにごろんと大の字に寝転がったら
あらまぁ、まんまるお月さま…

月明かりに照らされた寝室の白い壁に、
私はまたもや遊び心がふと湧いて、
急に影絵がしたくなり、ガバッと起き上がりました。

両手をピコピコ動かして、
カニィィィ〜〜〜!!
イヌゥゥゥゥ〜〜〜!!
キツネェェェェェ〜〜〜!
よぉぉ〜っし、今度は白鳥だぁぁぁ〜〜〜っ!!


一人影絵をしているこんな自分が、妙に微笑ましい…

そしてラストはやっぱり、ハートマーク!でしょっ


moonlight.JPG



しーん…と静かな月夜の晩に、
柔らかな影で映し出されたハートの形。

なんだかすっごく、胸がキュン としましたよ…






posted by みこねこ at 03:51| Comment(12) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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